ラスベガスまでの道のりは遠かった...
アップグレードが出来たため、久しぶりのビジネスクラスでのUS出張ですが、やはり長時間の搭乗のため疲れることは疲れました。それでも成田→ロスアンゼルス間のビジネスクラスはベットの状態にするとシートがほぼまっすぐに伸びます。そのためかなり気持ちよく眠ることが出来ました。おかげで時差ボケも若干はいいようです。
飛行機の中で見た映画は「ナルニア国物語」と「キングコング」です。はっきり言って私にとってはどちらも失敗でした。まずは「ナルニア国物語」ですが、原作はロード・オブ・ザ・リングと双璧を成すファンタジーということです。しかし映画に関してはその世界観の乏しさ、CGのまずさからとにかく悪い意味でのお子様向けと感じました。原作はともかく、映画としては間違いなく駄作の部類です。それから「キングコング」ですが、これがロード・オブ・ザ・リングと同じにピーター・ジャクソンが監督をしたというのが信じられないほどつまらない映画でした。もしかすると見方が悪いのかもしれませんが、途中からこの映画はアクションコメディーだと思えば見れないことも無いなぁという感じで見ていました。大体ヒロインがコングに捕まったまま恐竜と戦うシーンで、怪我一つしないというのもあまりと言えばあまりです。でかい昆虫軍団も気持ち悪いだけで、もう何がなんだか...ロード・オブ・ザ・リングはその圧倒的な雰囲気が素晴らしかっただけに、もうがっかりの映画でした。
さて飛行機は無事にロスアンゼルス空港に着き、心配していたトランジットも事前調査のおかげでシャトルバスで4番ゲートから1番ゲートに移動することが出来ました。でもこの乗り換えは心していないときっと困っていた事でしょう。
ラスベガス空港へは特に問題も無く到着したわけですが、空港内が大変な人でごった返しています。サンフランシスコ→ラスベガスの飛行機が取れなかったのもこれだけの人がいるからでしょう。ラスベガスは二度目なので普段の状態はわかりませんが、去年よりは明らかに多いです。おかげで空港からタクシーに乗るまで30分以上も並んでいました。タクシー乗り場は九十九折になって列を作っているのですが、そこをほとんど休むことも無く歩き続けてタクシーに乗ることが出来ました。これも去年は何事も無く乗れた記憶しかないので、少なくとも今年は去年に比べて混んでいることだけは間違いありません。
宿泊するホテルはベネチアンですが、タクシーで「ベネチアン」と言ったら「ベラッジオ?」と聞き返されてしまいました。どうも発音としては「ベネーシアン」という事のようです。上の写真はベネチアンを外から見たもので、左の写真は部屋を撮ったものです。全室セミスイートということで広々とした部屋にぽつんと一人で座っています。TVも2台ありますが、これとてほとんど見ることもなく、本当に私にとっては宝の持ち腐れですね。遊びだけでこれればすごく楽しいのでしょうが、カンファレンス以外の空いている時間はご飯を食べに行っているか、メール処理や会社の仕事をしているかで、これはちょっとまずいのではないかと思うところです。
それでもさすがに食事の後にブラブラしながら帰ったのですが、夜のラスベガスもきれいでいいですね。ベネチアンから向かいのホテル「ミラージュ」を見た写真ですが、もうきらきらと輝いています。
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