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Parallels上でのWinCEイメージのビルド(WinCE6.0編)

昨日はPB5.0の問題があり、がっかりしたのですが、今日は気を取り直してWindows Embedded CE 6.0の開発環境であるVisual Studio 2005+Platform Builder 6.0でParallelsでの動作を試しています。年賀状は旧Windows PC+プリンタが頑張っているので、とりあえずは私は実験君で大丈夫な状況です。

今日は昨日の反省も少しあるのでPararellsの設定も変えました。

  • Parallels:Windows XP Professional SP2(日本語版)、768MB RAM
  • Visual Studio 2005 Professional(英語版)+Service Pack 1
  • Windows Embedded CE 6.0 Platform Builder(英語版)
  • Monthly QFE(Nov 2006)

この状態でPB5.0と同じEnterpise Web Padを選択してビルドをしています。ただしエミュレータがPB5.0の時のx86用ではなく、ARM用になっているというところが違います。

さてビルドをスタートしたところ、気のせいかPB5.0の時よりも速いような感じです。こればかりはわかりませんので、とりあえずストップウォッチで計測はしています。Parallels上で動かしているのですが、MacOSの上で普通にWinXPとVS2005が動作しているのは何回見ても面白いですね。フルスクリーンに切り替えるとただのWindows PCのようにもなりますし。

Wince60_build_1

あれこれやっていてもビルドは進まず、年賀状の印刷のほうが先に終わってしまいました。PB5.0の時もそうだったのですが、.NET Compact FrameworkのSysgenが非常に時間がかかっているようです。.NET CFを組み込まない場合はビルド時間全体が短くなることでしょう。結局Sysgen~Makeimgが終わるまで90分もかかってしまいました。PB5.0に比べて速いと感じたのは気のせいだったようです。

PB5.0と同じようにまとめると、以下のようになります。

  • 全体(Sysgen~Makeimg):約90分
  • Sysgenのみ:約70分
  • Buildrel:2分30秒
  • Makeimg:2分20秒

そして非常に心配でたまらなかったエミュレータですが、こちらはParallels上で無事立ち上がりました。これは良いニュースですね。下のスナップショットはARMエミュレータ上でWinCE6.0が起動している画面です。なかなかいいですね。

Wince_dbg

PB5.0でのエミュレータに関してはこれからQFEを当てて試してみたいと思います。もしかするとQFEが出ているかもしれないというのが望みです。もしこれがダメなら、Boot CampでPB5.0を、ParallelsでPB6.0をという形になってしまいます。Windows PCでのデュアルブートとどう違うかということですが、Macの場合はWindows OSも含めて簡単にインストールし直しができるということでしょうか。これは案外大きなアドバンテージではあります。

後はPB5.0のエミュレータがParallels上で動けば問題無しなのですがねぇ。

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