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Platform Buildeのビルド on Parallels

前回のブログでMacBook Pro(Core 2 Duo、2.16GHz)Parallelsの上でもビルドはそれほど時間が掛からないということを書きました。しかし前に測定したiMac(Core 2 Duo、2.16GH)では異常に時間が掛かっていたのも事実です。基本的にMacBook ProとiMacのハードウェアスペックはほぼ一緒で、それで3倍以上もビルド時間が掛かるとはとても信じられません。そこでその原因を考えてみました。結果、答えはいたって簡単なものでした。

実はiMacにはバックアップその他のためにIEEE1394で外付けのHDDが接続されています。実験としてParallelsによる仮想環境をたくさん作るために、実験用Parallels環境は外付けHDDに追い出していたのでした。USB2.0ではなくIEEE1394接続なので、速度的に問題無いという認識程度で、この外付けHDDでPBによる実験を行っていたわけです。実際にはこのHDDの速度差がビルド時間に大きく影響していたということです。

PBは、そのビルドにおいて、非常に時間の掛かる開発環境です。できるだけ速いCPUとたくさんのメモリ、そして速いHDDが必要です。特にこのHDDがポイントで、常にHDDのアクセスをしていることからも、HDDがビルド時間を左右すると言っても過言ではありません。最初の評価ではそこを見落としていたのでした。図らずもHDDの速度がビルド時間を左右することを証明してしまいました。

PB6.0が含まれる仮想イメージを、外付けHDDから内蔵HDDに移動して再度ビルド時間を測定したところ、Enterprise Web Padのビルドで約25分ということで、満足のできる結果となっています。めでたし、めでたし。

【おまけ】
Parallels Build 3188でもPB5.0のエミュレータは動きませんでした。BootCamp1.2βでWinXP ProをインストールしてPB5.0を動かそうとしています。Parallels Build 3188ではBootCamp領域を起動できるので、Parallels上からPB5.0のエミュレータを実行できるかもしれません。ダメだったらBootCampで立ち上げれば良いだけなので、まぁ何とかなるでしょう。

【さらに追記】
BootCampにインストールしたPB5.0も、Parallelsから起動した場合、エミュレータは動きませんでした。考えてみればParallelsは仮想環境のブートイメージとしてBootCampを利用しているだけです。CPUエミュレーションのチェックでPB5.0エミュレータが動かないので、BootCamp領域から起動しても同じチェックで引っかかるわけです。リブートで解決するから良しとしましょう。

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