突然のiMac購入
このブログ、主テーマはMicrosoft Windows Embeddedなわけですが、私は自宅のPCはMac派。Macintoshとのお付き合いは、1987年のSEからスタートですから、かれこれ25年近くにもなるわけです。それで現在のメインはiMac(2006 Late)とMacBook Air(2010 Late)でした。ところがここしばらく、iMacが何となく調子が悪かったので、次のiMacが発表されたら買い換えだと密かに目論んでいたわけですが・・・出張から戻った先週の土曜日の夜、いつものようにiMacの電源を入れるとリンゴマークから進まなくなってしまったのです()。
そこでOptionキーを押して再起動して、できることをひと通りやってみました。
- ディスクユーティリティでディスクアクセス件の修復 → 症状変わらず
- ディスクユーティリティでディスクを修復 → ディスク修復不可で終了
- Mac OS X Lion再インストール → インストールできず
- フォーマット+Mac OS X Lion再インストール → エラー終了
もうね「ディスクMacintosh HDが壊れていて修復できないため、Mac OS X Lionをインストール出来ませんでした。」って表示されちゃって、これはもうダメだという結論に達しました()。
それで急遽、近所のヤマダ電機まで新しいiMacを購入しに行って来たのです。私の経験だと、他の物はともかく、なぜかMac本体はヤマダ電機は安いです。今回もほぼポイントでAppleCare Protection Planを付加しています。購入したのはCore i5 2.7GHzの21.5inch版です。27inch版は私の机には大きすぎるので見送りです。つるしの状態ではRAMは4GBですが、ヤマダ電機では増設用の4GBx2枚で3万円近くとありえない値段なので、Amazonで購入しました。現在は4GB+8GBの12GBで問題無く動作しています。
旧iMac時代もTime Machineでバックアップを取っていたので、新iMacに乗り換えるのはいたって簡単でした。Optionキーを押しながら起動することで、Time Machineからの復元を選ぶことができます。それだけでデータだけではなく、アプリケーション、各種設定を全て旧iMac → 新iMacと移行することができたのです。PCの買い替えで、こんなに何にもしなくてもいいのは初めてです。とにかくMacを保有している人は、迷わずTime Machineでのバックアップをしておく事が、結局は困った時に役立つことがわかりました。実際、私はMBAは持ちだし用なので、Time Machineによるバックアップはしていませんでした。でもアプリケーション/設定がそのまま復活できる事がわかったので、自宅にあった150GBポータブルHDDにTime Machineでバックアップしています。
さて最後に一つ問題がありました。それはiPhone4sのローカルバックアップができなくなってしまったことです。バックアップを取ろうとしても、復元しようとしても、
「iPhoneがコンピュータから取り外されたため、iPhone"Yu's iPhone4s"をバックアップ出来ませんでした。」
というエラーメッセージが表示されるのです。もちろん接続はされています。通常はiCloudへのバックアップですが、一部、ローカルにしか保存できないデータがあり、iCloudでは力不足です。やはりローカルバックアップは必要ですが、このエラーに関しては、検索を行なってもその対処方法を見出すことは出来ませんでした。ただiPad2はバックアップの保存ができるし、iPhone3GSのバックアップデータから復元することが出来ました。
これらの状況から、iPhone4s側の問題ではないか?という事でフルリセットを掛けたりしたものの、症状は変わらず、ホトホト困ってしまったのが正直なところです。その時、ふと思って、iTunesの「環境設定」から「デバイス」を選択し、問題となっているiPhone4sのバックアップファイルを消してみたところビンゴでした()。iPhone4sのバックアップ/リストア共に問題無くできるようになったのでした。おそらくファイルが壊れていたか、アクセス権に問題が発生したかのどちらかでしょう。旧iMacではHDDが故障して動かなくなったわけで、その影響あるファイルをそのまま復元してしまったのだと思います。
これでほぼ元通りになりました。Apple製品だけで固めると、利用者の環境が非常にシームレスに引き継がれる事を改めて感じた週末でした。
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