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AirMac Extremeでバックアップもバッチリ

今更ですが、無線ルーターとしてAirMac Extremeを購入し、我が家の無線ルーター環境を一新しました。もともとはバッファローの無線ルーターを使っていたのですが、これまた購入して5年程度も経ち、最近は頻繁に接続が切れるようになっていました。そろそろ買い換えだよなぁとは思うものの、完全にダメというわけではなかったので、ネットワークが切れるたびに電源のOFF/ONでしのいでいたのです。ただiMacを購入した記念というわけでもないのですが、思い立ってAirMac Extremeで環境の再構築をしたのです。

前回の記事で、これまで使っていたiMacが突然死し、新しいiMacに買い換えた話を書きました。その際にTime Machine用として1.5TBのUSB HDDも一緒に買ったのですが、これがよろしくない。何でかって言うと、iMacをスタンバイに入れても、USB電源供給があるために、HDDの電源がオフにならないんです。これまでFirewire HDDをバックアップ用として使用していたため、そんな事は無かったので盲点でした。さらにこの新しいHDDは、よく説明書を読むとMacでは読めるけど、書き込みができないと書いてあります。実際にはMac用にフォーマットするとRead/Write共にできるのですが、確かにTime Machineのバックアップで失敗する事が多々あります。そして一回エラーが発生すると、HDDの抜き差しをしないと復活できないという、私的には失敗の買い物でした。

一度Time Machineの威力を味わってしまうと、もうTime Machine無しのMac生活は考えられません。でもせっかく買ったUSB HDDはどうにもダメだしどうすべきか?という事でちょっとだけ悩みました。

  • 新しいFirewire HDDを買い足す。 → 種類が少ない上に、値段が高い。
  • 新しいFirewire HDDケースを買って、イマイチなUSB HDDからHDDだけ移植する。 → こっちも1万円以上と値段が高い。
  • Apple Time Capsule 2TB(¥26,400)を購入する。 → 悪くないけど、やっぱり値段が高い。それよりも買ったばかりの1.5TB HDDが余るのも問題。さらに納期が2, 3週間。

と、どれもこれも帯に短したすきに長しの状態です。そこでふと思い出したのが、無線ルーターの買い替えの件です。Appleには無線ルーターのAirMac Extremeがあって、USB HDDを接続することでTime Capsule相当になるのです。これは朗報!

という事で、Win7機に接続していた2TB HDDをAirMac Extremeに接続し、新iMac用に新しく買った1.5TB HDDをWin7に接続することにして、AirMac Extremeを購入しました。我が家の各種デバイスもサクサクとつながって問題なかったのですが、PSPのためにセキュリティは「WPA/WPA2パーソナル」としました。Nintendo DSは接続できませんでした。ま、いいでしょう。

あと備忘録的に書いておきますが、AirMac Extreme経由でのTime Capsuleでは、「移動」-「サーバーへ接続...」から一度USB HDDをマウントする必要があります。私のiMacは何事も無くつながったのですが、MacBook Airを接続しようとしても何故かできません。しばらく悩みましたが、どうもユーザー名の関係があるようで、「AirMac Extreme」を選択した後に「別名で接続」を選択する事でマウントできました。

20120129_210844_2

この設定で、我が家の4台のMacは全てTime Capsuleにバックアップが出来ました。もうこれで安心という感じです()。

 

突然のiMac購入

このブログ、主テーマはMicrosoft Windows Embeddedなわけですが、私は自宅のPCはMac派。Macintoshとのお付き合いは、1987年のSEからスタートですから、かれこれ25年近くにもなるわけです。それで現在のメインはiMac(2006 Late)とMacBook Air(2010 Late)でした。ところがここしばらく、iMacが何となく調子が悪かったので、次のiMacが発表されたら買い換えだと密かに目論んでいたわけですが・・・出張から戻った先週の土曜日の夜、いつものようにiMacの電源を入れるとリンゴマークから進まなくなってしまったのです()。

そこでOptionキーを押して再起動して、できることをひと通りやってみました。

  • ディスクユーティリティでディスクアクセス件の修復 → 症状変わらず
  • ディスクユーティリティでディスクを修復 → ディスク修復不可で終了
  • Mac OS X Lion再インストール → インストールできず
  • フォーマット+Mac OS X Lion再インストール → エラー終了

もうね「ディスクMacintosh HDが壊れていて修復できないため、Mac OS X Lionをインストール出来ませんでした。」って表示されちゃって、これはもうダメだという結論に達しました()。

P1150833

それで急遽、近所のヤマダ電機まで新しいiMacを購入しに行って来たのです。私の経験だと、他の物はともかく、なぜかMac本体はヤマダ電機は安いです。今回もほぼポイントでAppleCare Protection Planを付加しています。購入したのはCore i5 2.7GHzの21.5inch版です。27inch版は私の机には大きすぎるので見送りです。つるしの状態ではRAMは4GBですが、ヤマダ電機では増設用の4GBx2枚で3万円近くとありえない値段なので、Amazonで購入しました。現在は4GB+8GBの12GBで問題無く動作しています。

旧iMac時代もTime Machineでバックアップを取っていたので、新iMacに乗り換えるのはいたって簡単でした。Optionキーを押しながら起動することで、Time Machineからの復元を選ぶことができます。それだけでデータだけではなく、アプリケーション、各種設定を全て旧iMac → 新iMacと移行することができたのです。PCの買い替えで、こんなに何にもしなくてもいいのは初めてです。とにかくMacを保有している人は、迷わずTime Machineでのバックアップをしておく事が、結局は困った時に役立つことがわかりました。実際、私はMBAは持ちだし用なので、Time Machineによるバックアップはしていませんでした。でもアプリケーション/設定がそのまま復活できる事がわかったので、自宅にあった150GBポータブルHDDにTime Machineでバックアップしています。

さて最後に一つ問題がありました。それはiPhone4sのローカルバックアップができなくなってしまったことです。バックアップを取ろうとしても、復元しようとしても、

iPhoneがコンピュータから取り外されたため、iPhone"Yu's iPhone4s"をバックアップ出来ませんでした。

というエラーメッセージが表示されるのです。もちろん接続はされています。通常はiCloudへのバックアップですが、一部、ローカルにしか保存できないデータがあり、iCloudでは力不足です。やはりローカルバックアップは必要ですが、このエラーに関しては、検索を行なってもその対処方法を見出すことは出来ませんでした。ただiPad2はバックアップの保存ができるし、iPhone3GSのバックアップデータから復元することが出来ました。

これらの状況から、iPhone4s側の問題ではないか?という事でフルリセットを掛けたりしたものの、症状は変わらず、ホトホト困ってしまったのが正直なところです。その時、ふと思って、iTunesの「環境設定」から「デバイス」を選択し、問題となっているiPhone4sのバックアップファイルを消してみたところビンゴでした)。iPhone4sのバックアップ/リストア共に問題無くできるようになったのでした。おそらくファイルが壊れていたか、アクセス権に問題が発生したかのどちらかでしょう。旧iMacではHDDが故障して動かなくなったわけで、その影響あるファイルをそのまま復元してしまったのだと思います。

20120119_221550

これでほぼ元通りになりました。Apple製品だけで固めると、利用者の環境が非常にシームレスに引き継がれる事を改めて感じた週末でした。

上海でのXPERIA mini活用法

昨年末から新年にかけて、凄まじく忙しい日々が続いています。実は先週後半に仕事で中国/上海に行って来ました。私の務めている会社では、出張時のPC持ち出しはNGで(私のPCはデスクトップなので、そもそも持ち出しできませんが)、シンクライアントを使用することになっています。日本国内ではデータモデムを配布されていますが、ここ何回かの海外出張では、いつもグローバルデータからMiFiをレンタルして活用していました。はっきり言って、このグローバルデータで借りるMiFiは事前に予約さえしておけば、特に問題も無くリーズナブルな価格で利用できるので、大変重宝していたわけです。それは中国も例外ではありません。

ところがSIMフリー端末を2台ほど調達した事から、現地SIMを利用することでもっと安く、そして便利に運用できるのでは?という事を思いつき、今回の上海出張では現地SIMを利用することにしたのでした。しかし中国語は(も)全くダメな私が、データ通信もオッケーなSIMを現地で調達できるとは思えないわけです。という事でいろいろ調べてみたら、コムストというお店で、中国の現地SIMが販売されていることがわかりました。最初のSIM購入では1万円分のチャージが必要ですが、取得した電話番号は540日間確保されるというのも魅力です。また主な通話料は以下の通りです。

  • 中国から日本:20円/分
  • 中国国内:30円/分
  • 着信:0円
  • 中国国内のSMS:2円/通
  • 中国国外へのSMS:30円/通
  • データ通信(テザリングOK):0.006円/KB → 6円/MB

そして速度は3Gという事なので、これはかなりお得ということがわかりました。シンクライアントで一日繋いでいると50MB〜100MB程度は使用します。それでも600円程度ということは、これは嬉しい!ただ問題は、シンクライアント接続のためにはVPN接続が必要で、これが出来るかだけが事前にはっきりしなかったのです。

という事で、ちょっとだけドキドキしながら上海に行きました。現地についてから、アクティベーションをするために中国国内のお天気案内にかけます。それだけで音声通話、SMS、データ通信もバッチリです。当然ですが、XPERIA miniはテザリングもサポートしているので、これまたバッチリです。なんの問題もありません。1つだけ問題があったのは、時計がローカルタイムで自動設定されないことだけです。中国国内でのキャリアはChina Unicomでした。

そして一番の懸案だったVPNですが、これまたバッチリ接続できました。なんの問題もなくシンクライアントがホストと接続できます。WiMAXで繋いでいる日本国内よりも快適なくらいです。じゃあ実際の速度は?という事でSpeed Testで測定してみました。

Screenshot_20120114_0908

ご覧のように下りで3.8Mbps、上りでも1.6Mbpsと十分な速度があります。情報検索をしたり、地図を見たり、テザリングをしたりと大活躍のXPERIA miniと現地SIMでした。もし中国に行かれるのであれば、日数の兼ね合いもありますが、このSIMは日本語での購入・サポートが可能なのでお勧めです。

なお1つだけ注意を。実は私はSIMフリー機はHTC Radarばかり使っていて、XPERIA miniはほったらかし状態だったんですね。それで現地で電源を入れたら、インストール済みのアプリケーションたちがAndroidマーケットからの更新をガーッと始めていることに気が付きました。これを避けるために、日本国内でWiFi経由でアップデートしてから行くべきです。

それで、ゴキゲンで帰ってきたら、私のメインマシンであるiMac(2006 Lateモデル)がお亡くなりになりました()。HDDが逝ってしまったらしく、もうTime Machineからの修復、ディスク修復、OS再インストール、フォーマット後のOS再インストールとことごとくアウトでした。という事で急遽、新しいiMacを購入するはめに・・・

こちらの顛末はまた今度。

P.S.

3日間での料金を調べたら2,700円でした。シンクライアントでテザリングしまくり、会社に普通に電話をかけての値段です。おそらく本当に現地で調達するSIMでの通信費と比べると高いでしょうが、出張者にとっては全く問題ない金額です。観光でPCを持ってくレベルだったら、おそらく200円/日位しかかからないかも。

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