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でも、やっぱりビルトインナビ!

iPhoneにアイシン・エィ・ダブリュ製のNAVIeliteというナビソフトを入れて評価したら、あまりの出来の良さにもうビルトインナビの時代は終わりかもって強く感じてしまいました。で、夏休みも終わり、久しぶりに自分の車に乗ったのですが、装着されているパナソニック・ストラーダを使ってみると、やはりビルトインナビは良いという感想を持ってしまいました()。

# 全く持って優柔不断ではあります。

というのは、大きな画面、ずれない自車位置、遅走り無し、間違えない車の向き、トンネル内でも続けてくれる誘導、等々。ビルトインナビですので、GPS情報の他、車速パルス、ジャイロの情報などから自車の位置を正しく算出しているおかげです。そのため、iPhoneで脳内補正しながらナビを見ていた部分が不要になったのです。やはりこういうちょっとして補正は、少しですがストレスになるんですね。おそらく、普段からナビを使い慣れている人には、スマートフォンのナビアプリでも脳内補正がしやすいと思います。ところが、たまの遠出でしかナビを使わない人が、スマートフォンのナビ機能を使うとかえって混乱するかもしれないなぁって思いました。

その他、配線のスッキリとした装着、バッテリーの心配なし、車内が暑くても寒くても、車載品質で保証されたハードウェアなども、ビルトインならではのものです。何となく実力で動いているスマートフォンとは、そこが全然違います。

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# ま、ビルトインナビの方が使いやすいのは当たり前なんですがね。

車両側からGPS情報、車速パルスなどの情報をスマートフォン側に伝達し、ディスプレイオーディオにスマートフォン画面のミラーリングが普通にできるようになれば、ナビゲーションそのものはスマートフォンだけでいいでしょうね。それまでは、やはりビルトインナビはナビとしての優位性があります。あとは地図の更新モデルをどう考えるか?です。

NAVIeliteが3,800円/年で地図更新が6回/年という事を考えると、ビルトイン側の地図更新もそこに近い価格が必要だという事になるでしょうね。

男鹿半島のお勧めスポット

秋田県といえば、ナマハゲ。ナマハゲといえば男鹿半島という事で、先日、男鹿半島までちょっと観光に行ってきました。

男鹿半島はその付け根にある寒風山という火山が爆発してできた半島だそうで、切り立った崖や海に沈む夕日を見ることができるといった風光明媚な場所です。でも遊びに行っても、美味しい料理をどこで食べたらいいかわからないとか、変な店に入ると高くて不味い料理が出てくるとか、どこに行っても施設が充実しておらず、観光地として面白くないとか、あまり良いイメージの無い観光地です。だからせっかくの観光資源がありながらも、衰退してしまったという理解です。よく知られている入道崎、寒風山なんかは、そういうがっかり観光地の代表格なんです。

でも、最近は少し変わってきたようで、ここに行けば美味しいものを食べることができるといったお店や、整備された観光地、施設などもできています。そうなると、海の幸を堪能しながら、ちょっとは観光しようという気にもなるではありませんか。という事で、私のお勧めの場所を何カ所か紹介します。

1. 五社堂

秋田市から男鹿半島に向かい、西海岸側の道路を戸賀方面に向かいます。門前を過ぎたところにある神社です。鬼が作ったと言われる999段の石段を登りきった先に5つのお社があります。この石段、どちらかというとガレ場のような状態で、そこを登ることに価値があるような気がします。結構面白い。

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こんながれ場のような石段を登ります

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石段の向こうに五社堂が見えます

言い伝えでは、暴れ回っていた鬼たちに、一晩で1,000段の階段を作れば1年に1人ずつの娘を差し出すと約束した村人たちが、鬼たちのあまりの仕事ぶりに、999段を作り終えたところで、天邪鬼に一番鶏の鳴き真似をさせて鬼を追い出すんですよね。鬼たちは山奥に逃げて、それ以来、約束通り、もう村には来なかったそうです。でもよく考えると、村人は鬼たちをだまし、鬼たちはだまされたことに気が付かずに約束を守る。人間というのはずるいねぇって思っちゃう。

2. 真山神社

男鹿半島の真ん中辺に位置しますが、場所はちょっとわかりにくいかも。真山神社を目指すより、なまはげ館を目指していくと、そこに真山神社があります。なまはげ館を見学してもよし、真山神社の周りを散策してもよしです。時間が無くて登ったことがないけれど、真山神社のさらに上に行く石段があったりして、これがなかなかハードそうで機会があったら登ってみたいものです。

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真山神社の本殿からさらに登る石段

3. 男鹿水族館GAO(でも行ったこと無いよ)

シロクマで有名な水族館。水族館なのになぜシロクマ?っていう素朴な疑問はさておき、新しい施設の水族館でいつも賑わっています。でも私のお勧めはGAOからさらに車で上に登っていったあたりの海岸です。ここには大桟橋観光パレスという、今では廃墟となったドライブインがありますが、そのあたりに車を止め、下に降りていくと素晴らしい夕日を眺めることができます。9月頃に見る夕日は最高かもしれません。

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夕日に染まる大桟橋

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同じ場所から見る夕日

どうでもいい話ですが、太平洋側の人は太陽は海から昇るもので、日本海側の人は海に沈むものなんですよね。

4. 雄和丸(お食事

男鹿水族館GAOのそばにある漁師さんがやっている食堂です。1,500円〜3,000円位とそこそこの値段はしますが、さすがに美味しい魚料理を食べることができます。初夏〜夏であれば岩牡蠣もシーズンで、でかい岩牡蠣を堪能できます。この前行ったときは、産卵期という事でウニはありませんでした。それはそれで漁師のお店らしく好感が持てます。

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海鮮丼+岩牡蠣の定食

5. 道の駅てんのう(天王グリーンランド)

男鹿からの帰り道でも、男鹿とは関係なくてもいいのですが、その昔(今でも?)、天王グリーンランドと呼ばれていた施設があります。まぁ、悪い箱物行政の見本みたいな施設で、なんか変なタワーが建っているだけで、結局お客さんも誰も行かなかった場所です。

ところが道の駅になって、その施設の魅力は豹変しました。産地直売のお店も充実していますし、それから施設に入っている魚屋さんがこれまたいのです。近くの江川漁港で水揚げされた魚を置いているので新鮮でリーズナブルなんです。北限のフグのお刺身なんかもあります。それからお店では魚を使った料理も出してくれます。私のお勧めはグリーンラン丼(要するに海鮮丼)ですが、これは新鮮なお刺身がドンと乗ったこれまたお勧めの一品です。

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これがグリーンラン丼・・・ダジャレ感が微妙

道の駅てんのうは秋田市から20km位なんで、車ですぐです。自転車で行ったら物足りない距離。グリーンラン丼食べがてら、お買い物に行くっていうのもありですね。

iPhoneアプリ:NAVIeliteでドライブ - 2

iPhone向けのナビアプリNAVIeliteがとても気に入ったので、さらにいろいろと試してみました。利用環境は、ナビの地図がすごく古くて困っているプジョー206シエロです。この車はシトロエン・クサラとは異なり、熱反射ガラスを使用していないので、iPhone3GSでも問題なくGPSをキャッチします。ちょっとCPUがトロいことを除けば、退役したiPhone3GSをナビ専用機として車にくくりつけでもいいかなと思うくらいです。

実際、iPhone5のテザリング機能を使うと、WiFi接続でご覧のようにVICSの受信もできます。また退役機なので電池も気にすることなく、給電しながら利用できるというのも良い点です。ただテザリングを考えると、本当はBluetooth接続したかったんですが、iPhone同士ではBluetooth接続ができませんでした。残念。

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“圏外”+テザリングのマークが、そしてVISC受信時間も表示

ただiPhone3GSで唯一というか、最大のというか、そういう欠点があります。それは何回も出てきているCPUが遅いという問題です。

そもそもNAVIeliteはiPhoneのアプリなのですが、iPhoneが提供しているジャイロ情報では、向きがわからないようです。そのため走り始めの時などは道を見失いやすく、目的地を設定している場合にはリルート処理が何回も発生してしまいます。ここでiPhone5であれば、CPUパワーにものを言わせてサクッとリルートするのですが、iPhone3GSだとリルート処理中にまた道を見失ってしまうという状況に陥るようです。そういう視点ではスマートフォン側でリルートするのではなく、クラウド側でルート計算をしてスマートフォンに送ってくれる方がよりスマートかもしれません。ただこの場合は通信可能環境においてのみという条件付きになってしまうわけです。

さらにシトロエン・クサラではGPS電波の受信がうまくできませんでした。これは単純にiPhone5と比べてもGPSの性能が低いことを物語っています。結局、iPhone3GSでは、GPSデータ受信が遅い→ルート計算が遅いの繰り返しで、道を見失った場合、いつまでも自車位置すら正しい場所を指さないという状況になってしまうようです。

使い方次第ですが、いつもナビを必要とするわけではないので、iPhone3GSはあきらめて、iPhone5で快適ナビとして利用した方が、結局はいいのかもって思うようになりました。iPhone5だったらテザリングしなくてもVISCデータを拾えるし。

iPhoneアプリ:NAVIeliteでドライブ

この前の家族旅行ではナビの地図が古くてちょっと困ったわけですが、またまた近い内にヨメさんの車で遠出をする必要があります。行き先はこれまで車では一度も行ったことのない町です。もちろん高速道路に乗れば、現地まではたどり着きますが、やはり市内に入ると右も左もわからない状態なのは間違いありません。そこでナビの地図を最新のものにアップデートするより、iPhoneをナビとして活用することにしました。

そこでいくつかのナビアプリを検討した結果、評判のよいアイシン・エィ・ダブリュ製のNAVIeliteを導入することに決定です。このNAVIeliteはトヨタ純正ナビをそのままiPhone/Android向けに移植したもので、ビルトインナビそのままの仕様という話です。また地図はオフラインでも使用できますので、Google Mapsのように通信環境下でしか使用できないものとは全く異なる性質のものです。その反面、基本的にスマートフォン向けではないことから、たとえば名称入力なども、ビルトインナビ同様の50音配列そのままというなかなか変わった仕様のアプリです。

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車に付けると小さいのであまり違和感は無いです

そのあたり、実際に使ってみて、その真価が分かるわけですので、iPhoneアプリとしてはちょっと高かったのですが、思い切って買ってみました。そして、所用で遠出をする必要があったので、ナビの付いていないシトロエン・クサラに張り付けていろいろと評価をしてみました。

  • ◯:6回/年の地図更新という事もあり、古い地図がそのままになっているという不安感から開放された。
  • ◯:アイシン・エィ・ダブリュ製という事もあり、ナビとしての純粋なアプリケーションとなっている。そのため無駄な機能もなく使いやすい。
  • ◯:VICSデータの受信も可能。公衆回線だけではなく、WiFi経由でもオッケー。
  • ×:GPSの受信はiPhone本体で行うため、受信環境に左右されやすい。今回設置したシトロエン・クサラは熱反射ガラスをフロントに装着しているため、電波が通りにくく、ナビ専用にしようとしたiPhone3GSはほとんど役に立たなかった。iPhone5は問題無し。iPhone3GSでも他の車では問題無し。
  • ×:車速、ジャイロの情報などを取得していないため、基本的に遅走りの傾向。CPU能力の低いiPhone3GSでは、その傾向が顕著。
  • ×:トンネルに入ったりしてGPSの受信ができなくなると、そのまま停止してしまう。
  • ×:電池の消費が激しい。満充電で3時間程度しか持たないと推測。シガーソケットからの給電がマスト。
  • ◯:目的地設定などは車内で行う必要もなく、事前に十分な地点登録をすることで、実際のドライブ時に困ることが少ない。
  • ×:画面が小さい。
  • ×:ダッシュボード上に取り付けるため、見た目が悪い。
  • ◎:自動車用ナビが必要な人には買って損の無いアプリです。

とまあ、良いところも多いですが、専用機でないだけに、あまり目立たない、でも重要な部分の使い勝手が悪いです。その反面、地図の更新の頻度が多いとか、知らない場所への遠出の時にこそナビが必要と考えると、ビルトインのナビと比べても、スマートフォンの方に優位性があるとも言えます。ただ普通の使い方で考えると、すでにスマートフォンで必要十分で、ビルトインのナビが持っていた、圧倒的な優位性は無いなというのが感想です。

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何ていうか、普通のビルトインナビと一緒

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案外いいのがこの2画面表示

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縮尺を変えることで全体と近場を見渡すことができます

今後のナビというか車載情報システムで考えると、ナビに対して自動車側からGPS、車速、ジャイロなどの各種情報を提供することで、スマートフォンの即時性と組み合わせたシステムに移行していくのかもという気もします。そうすればスマートフォン単体では対応できない細かな誘導も可能になります。さらにMirrorLinkやiOS in the Carの様にスマートフォンの画面を自動車にビルトインされたディスプレイに表示することで、画面の小ささの問題も解消されることでしょう。

こうやって考えていくと、自動車にはタッチパネル付きのディスプレイオーディオがビルトインされ、それにUSB経由でスマートフォンからのナビ、オーディオ再生を可能にしたシステムが当面の目標のようにも思えますね。自動車がそれでいいのかとも思いますが、ユーザー視点で考えると、それでいいような気がします。

今日は暑かったね!

最近、自転車だけでなく、歩くのも何となく楽しくなってきたので、今日は自宅から地元のイオンまでの約10kmを歩いてみました。30度を超える晴天の下、てくてくと歩いて行ったわけですが、これが暑い。この前、東京を歩きまわった時も暑かったですが、東京と違って田舎の道路には日を遮る建物も何もなく、とにかく暑いのです。そして、更に問題としてあるのは、自販機の数も少ないし、なによりコンビニも珈琲屋さんも無いので、トイレを含めた休憩が困難という事もあります。

そういう点では、田舎はウォーキングには全然適していないのは明白です。

でも、まあ田舎道を歩いていると、東京の街中とは違った風景が広がるわけで、稲穂が実りはじめた田んぼとかもガーッと広がっているわけです。こればかりは田舎ならではです。跨線橋の上から見える田んぼの風景はなかなかのものです。

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これであちこちに気軽に寄れるカフェなんかがあると、最高なんですけど、さすがにそれはない物ねだりですね()。

 

クラゲを見に加茂水族館へ

夏休みの8月11日に鶴岡市立加茂水族館に家族で行ってきました。ここはクラゲを専門に展示している「クラネタリウム」で有名な水族館です。山形県鶴岡市の湯野浜温泉のそばにあります。昭和39年に現在の場所にオープンした古くて小さな水族館です。館内に展示されている年表によると、昭和46年に一度倒産しています。そして平成9年には年間入場者数が最低の92,183人でしたが、クラゲの人気のおかげで平成24年には、過去最高の271,210人の入場者という事です。

その人気のクラゲですが、年間入場者が最低を記録した平成9年に偶然サンゴの水槽で発生したクラゲの展示を始めたことによるものだそうです。偶然とはいえ、どん底の状態での起死回生のナイスアイデアだったとは、後から振り返ってみてもビックリだったでしょうね。

さて実際に加茂水族館に行くのは初めてだったのですが、夏休み期間という事もあり、水族館は大混雑です。近所の海水浴場への渋滞もあったりと、行くんだったら夏は避けた方がいいかもしれません。また建物も昭和39年オープンですから、すこぶる古く、お世辞にもきれいな施設とは言い難いです。でも昭和の香りがプンプンするこの施設は、ある意味、文化遺産として残しておいても良いかも()。

まぁ、水族館としては規模も小さく、普通に魚がいたり、アシカショーとかそういうものがあるだけで、このあたりは特筆すべきものはありません。行ったついでに見るっていう感じですね。でもクラゲだらけのクラネタリウムはクラゲってこんなに綺麗な生き物だったんだっていう事を強く感じさせられる展示です。これは確かに一見の価値ありです。

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クラゲがフワフワ浮いています

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ひしめき合って動いているクラゲも神秘的

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やっぱりフワフワと動いています

この加茂水族館は来年(2014年)夏の新しい建て屋を建築中で、新しくなるクラネタラリウムも楽しみですね。新しくなって、混雑が落ち着いたらまた行こうって思いました。

もはやナビはスマートフォンの敵ではないのか?

8月12日、13日の二日間、家族で鶴岡に旅行に行ってきました。車はプジョー206ということで、ナビは2005年に購入したパナソニック・ストラーダです。地図は2007年に一度更新したきりで、いまもそのままの状態です。すなわち地図はすごく古いのです。

いくら地方の道路といえども、ナビの地図もこれくらい古いと、さすがに新設されたバイパスなどは載っておらず、案外どうにもならない状況となります。でも今更、2万円ちょっとをかけて地図のアップデートをするか?と言われても、それはまずあり得ないわけです。このあたり、一ユーザーとしてみると、地図のアップデートに対する費用対効果を見つけることができないという事になるわけです。

今回の旅行では、出発前に地図の古さについては十分認識していましたが、実際に走ってみて改めてこれじゃダメだという気持ちが強くなりました。今月末にも遠出の予定ですが、地図更新も費用的にする気はないし、ましてやすでに9年目に突入した206のナビを新しいものにするという選択肢もありません。じゃあどうするか?という事ですが、結局iPhoneをナビ代わりに使っちゃいましょうという結論になりました。とりあえず、車載マウントとシガーソケット用のUSBチャージャーを準備すれば事足ります。以前、高速バスに乗っていたとき、iPhoneでのナビを試しましたが、案外問題なかったことは確認済みです。

こうやって考えてみると、ビルトインタイプのナビゲーションって、画面が大きい事と、きれいなフィッティングというのが取り柄で、本当に重要な地図データの部分では、スマートフォンとの比較では、もはや比較の対象では無いという事になってしまうのかもしれません。実際、MirrorLinkやiOS in the Carでスマートフォンの画面をビルトインのディスプレイで表示できればそれで良いという考え方もあるわけで、これがいよいよ本格的にならざるを得ないと思ってしまうわけです。

開発側の人間として、それでいいのか?とも思いますが、それが現実であるという一消費者としての感想は、それを強く支持しているのが偽らざるところです。

ポメラDM100を導入しました。

以前もポメラを使っていましたが、店頭で触ったり、いろいろと見ている内に、折りたたみキーボードではないDM100がすごく気になっていました。その理由はいたって簡単で、Bluetoothで接続する事で、iPhone/iPadのキーボードとしても使えるということがわかったからです。

これまでiPad用キーボードとして、Apple純正のWireless Keyboardを使用していました。これ自体はそれほど悪くはないものの、iPadのIMEがおバカすぎて、iPad+Wireless Keyboardの組み合わせで長文を打つ気になれなったのは事実です。iPad自体はMacBook Airから置き換えても、多くの用途としては、何の不満もない状態だったのですが、とにかくAppleのIMEのおバカぶりにははっきり言って、キー入力デバイスとしての魅力は全くない状態でした。

そこで出てくるのがこのポメラDM100。以前使っていたポメラはDM10という折りたたみキーボードが付いたタイプですが、このDM10と比べると、DM100はやたらでかいサイズになっています。ポメラとして考えると、このでかいサイズはないなぁって感じですが、Apple Wireless Keyboardと比べると、厚みはあるものの、サイズは一回り小さくなります。これだったら出張時に持って歩いていても今と同じという事で、何の問題もないことに気が付いたのでした。日本語入力のしやすさはiPadと比べるべくもないわけで、ポメラDM100が俄然魅力的になったわけです。

ということで思いもかけず導入したポメラDM100を実際に使ってみた最初の感想です。

  • 大きさは少し気にしていたけど、Apple Wireless Keyboardと比べてもそれほど違いもなく、持ち運びは苦にならない。
  • 固定式となったキーボードは、折りたたみのポメラDM10と比べるとグラグラしないので打ちやすい。
  • キーボードが固定式となったおかげで、膝の上での入力も問題なし。
  • 筐体の仕上げはピアノブラックのプラスチックだが、これは安っぽくてあまり好きじゃない。
  • キーボード右上部分にストラップ通し用のでかい穴がありますが、これデザイン的には最も残念な部分。
  • キー入力はいたって快適で、変換もATOKだけにまあまあ。ただし、キーの設定はもっと自由度があってもいいとは思う。
  • DM10と比較するとサクサクで、入力が快適。
  • iPadにBluetooth接続して外部キーボードとして使用すること自体は何の問題もないが、IMEの切り替えが「無変換+スペース」など、やはり純正キーボードと比べると使い勝手が劣る。
  • キングジムの無料アプリpomeraQRを使うと、iPhoneから入力した文章を簡単に読み込める。これがiPhone単体での入力を考えると一手間増えるが、入力効率と比較するとかなり楽。
  • Bluetoothで他のPCとファイル転送接続ができるが、これが地味に便利。
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DM10とDM100を並べるとDM100のキーボードのほうが幅があります。
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DM100のキーは打ちやすいです。
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BluetoothでiPadとも楽々接続です。
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iPadをここに乗せることが出来ればいいですが、重さで倒れます()。

という感じで、まあ総合評価としては85点という感じです。たとえばBluetooth経由でテザリングして、メールアプリやSNS関連が使えてもいいかな?とも思いますが、そういうことをし出すとポメラの軽快感や機能の割り切り面から考えてもどうかな?っていう気もします。だから今くらいがちょうどいいのかも。

とは言うものの、メール機能が搭載されれば、それはそれでうれしいに違いはないわけで。

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