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iPhone4電池交換の依頼をしたら

こう見えて、私は実はApple製品を長年使い続けているユーザーの一人です。古くはMacintosh SEからですから、もうかれこれ25年以上は使い続けている計算になります。そういう私ですが、Apple製品が好きな割には、Appleという会社は昔から大嫌い。そういうジレンマを抱え続けているわけです()。

さてそういう中、今日はヨメさんが使っているiPhone4のバッテリー交換で、またAppleのサポートってどうかな?という話があったので、その顛末を。

このiPhone4はかれこれ2年近くも使っていて、バッテリーの持ちも悪くなり、Apple Careの期限も残りわずかとなってきました。バッテリーの性能が十分に出せなくなっている場合、無償で本体交換となりますが、その相談でAppleのサポートに電話をしてみました。そこで提示された交換方法は以下の3つです。

  • 近くのApple Storeか指定の修理窓口に持ち込む。ただし秋田県には無いのでNG()。
  • 宅急便でアップルのサポートに送り、バッテリーの状態を確認の上、交換もしくは返送。作業時間に1週間程度かかるのが問題。
  • エクスプレスサービスという形で代替機を先に送ってもらい、現在使っているiPhone4を送り返す。

保証期間は、これらはすべて無償という事なので、エクスプレスサービスを利用すれば、iPhoneが手元から無くなるという事は発生しません。これでお願いしようとしました。注意事項として、事前にデータバックアップをして、SIMを抜いておき、配達時にそのまま代替機と交換するという説明を受けました。では、バックアップ等の作業もあるから配達日時の指定をとお願いしたところ、それはできないという回答が()。

ユーザー側の作業が発生するにも関わらず、交換の日時が出たとこ勝負ってどういう事?まさか宅急便が取りに来てから、バックアップして、SIM抜いてって作業するのか?とサポートに聞いても「すみません」と謝られるばかり。そんな作業、ヨメさんには絶対無理。という事でAppleのエクスプレスサービスは使えないサービスと判明しました

そこで思いついたのが、iPhone4のバックアップを、SIMを抜いてあるiPhone3GSに移動し、修理期間はiPhone3GSを利用する案です。これについてサポートに確認したら、Appleとしては旧機種に戻すことに対し、バックアップは再利用できないという回答です。もっともストレージサイズの問題もあるから、すべて同じには運用できないので、Appleとしてもできますとは言えないのでしょうが、そこは回答の仕方っていうものがあるでしょうというのが私の感想です。全く持って、ユーザー視点が欠けたお役所仕事的対応とはこの事です。

もう、そこはユーザー責任で対応するから、修理対応で取りに来てもらうことにして、iPhone3GSにiPhone4のバックアップデータを復帰してみました。iOSのバージョンもどちらも最新で、iPhone4(16GB) → iPhone3GS(32GB)という事もあり、何の問題もなくiPhone3GSに元々の環境が再現されてしまいました。後は各種パスワードの再設定で、CPUが遅いくらいで、元の状態です。こういうデバイス間の移行でほとんど問題が無いというのは、Macintosh含め、Apple製品の素晴らしいところです。

あとはAppleのサポートがもう少しまともだったらなぁって思うけど、それはこれまで長年付き合ってきた経験からは、絶対無理って断言しちゃう()。

iPhoneアプリ:NAVIeliteでドライブ - 3

ナビの地図が古すぎて、すっかりあきらめモードのプジョー206にiPhone+NAVIeliteを搭載して、郡山までの往復780kmのドライブに行ってきました。基本的に高速道路を使用する旅で、ナビアプリケーションのNAVIeliteがどの程度、ちゃんと道案内をしてくれるか興味津々での旅行です。

システムとしては、すでにSIMの入っていないiPhone 3GSにNAVIeliteをインストールし、iPhone3GSはiPhone5とのWiFiテザリングでネットワーク接続をしました。iPhone3GSは車のシガーソケットから常時給電、iPhone5は給電なしの状態です。iPhone5のWiFiテザリングの耐久性も一緒にテストするような形ですね。またiPhone3GSはダッシュボード上に設置したホルダーで取り付けたので、長時間の運用による熱の影響もある程度チェックすることができます。

まず電池の持ちでは、iPhone3GSではNAVIelite+WiFiのみの動作でしたので、給電が消費電力を上回り、常に満充電の状態で運用できました。給電しても消費電力に追いつかないと言われる一部のAndroid機よりは安心して使えます。またWiFiテザリングのホストとなったiPhone5は片道5時間程度の運用を充電無しで乗り切ることができました。これだったら普通のドライブでもまず困ることは無いでしょう。それからiPhone3GS自体は確かに熱くなりましたが、熱暴走することもなく、最後まできちんと動作してくれたのは立派なものです。

さてそれでは本題のナビの話に移りましょう。まず結論を述べると、NAVIeliteは普通のビルトインナビとほとんど遜色のないレベルで、きちんとした案内をしてくれたのです。確かに一部に問題はありますが、それは運用で何とかなりそうなレベルです。高速道路ではIC、JCT、PA、SAを表示するおなじみの画面に加え、合流の案内、規制情報なども音声含めて案内してくれます。

Img_0224

ビルトインナビと同じように高速道路も案内してくれます

そして高速道路、一般道路含めVICS情報をきちんと吸い上げてくれることも特筆すべき項目です。やはり渋滞情報や工事、事故などの規制情報をリアルタイムに表示してくれる機能はありがたいものです。またNAVIeliteは縮尺の異なるマップを同時に2画面表示してくれますので、ルート、規制情報等を大まかな状況と詳細な状況で見比べる事ができるのも、ナビとしては使いやすい機能です。

Img_0225

テザリングでデータ通信をしたVICS情報が表示されています

ただ問題点もいくつかありました。GPSだけで運用していることもあり、自車位置の遅走りはやはり発生します。それからここは改善して欲しい点として、高速道路走行中に一般道に突然降りてしまう場合があるという事です。GPSの測位データの誤差により、一般道を走行していると判断する場合があるのでしょう。測位データの誤差は仕方ないのですが、時系列として高速道路を走行している時に、ICを通らずに一般道には降りません。そこのソフトウェア・アルゴリズムには改善の余地があると思います。いきなり一般道を走っていて、リルートの繰り返しになるのだけは勘弁して欲しい部分です。

それからアプリケーションの問題ではありませんが、やはりiPhoneをナビとして利用するには画面が小さい。これは案外致命的ですね。設置場所にもよるのですが、細かな地名が読めないという感じです。ただ将来的に、ここはiPhoneやAndroidスマートフォンの画面を直接見るのではなく、ビルトインのディスプレイ・オーディオに接続し、スマートフォンの画面をミラーリングする事で解決することになるわけで。

という事で、iPhoneのナビで地図の更新も安心、誘導も安心、でも画面だけは大きい方が嬉しいという結論になったのでした。

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