SONY HDR-MV1:まとめ
SONY HDR-MV1をいろいろ使ってみてのまとめです。私としては、音質満足、画質はちょっと不満、使い勝手まあまあ、編集は面倒だけど許容範囲って感じです。
この製品、どういう人にお勧めかというと、まずは自分自身で楽器を演奏する人です。個人練習時の姿勢のチェックに始まり、コンサートまで何でもござれです。子供の演奏を撮りたいという方の場合、広角レンズの画角が使用目的に合っているかで決まります。狭い室内が多いのであれば買い、コンサートホールでの演奏が多い場合は見送った方が良いでしょう。それ以外の方は個人的にはお勧めしかねます。
撮影した動画はMP4+リニアPCM(48kHz/16bit)ということで、ちょっと特殊です。WindowsであればMicrosoftから提供されているMovie Makerでも編集ができますが、分割されたファイルの結合部でノイズが発生しました。やはりお勧めはSONYから提供されているPlayMemories Homeです。使い勝手は今一ですが、ファイルの分割/結合も自由にできますし、つなぎ目でノイズも乗りません。DVDやBDの作成も可能です。同じくSONY提供のMVR Studioもありますが、こちらは動画の編集はほとんどできないので、CD作成用と考えるべきです。
ということで、HDR-MV1は本格的なリニアPCMレコーダーほどではありませんが、まず満足できるマイク入力と48kHz/16bitリニアPCMでの録音と、狭い場所でも全景を写せる画角を持つレンズという特徴がとても良くできた製品です。映像はおまけでも良いけど、音はきちんと録音したいという用途に向いています。
SONYに期待するような、とても良い製品だと思います。
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