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SONY Music Unlimited

最近、SONYが急にお気に入りに戻ってきた私ですが、SONYがサービスをしているMusic Unlimitedを今更ですが利用しています。このサービスは、月額制(13年10月現在で980円/月)で登録されている曲を聞き放題というものです。邦楽系はかなり残念ラインナップですが、洋楽系はごっそりあります。1,500万曲のラインナップということですから、まぁ、とにかくたくさんあることはわかります。

お金の話で恐縮ですが、CDを1枚/月のペースで買っても980円というわけにもいかず、そうやって考えると、このサービスはすごくお買い得だということがよくわかります。今なら最初の1ヶ月間を無料にするキャンペーンもやっています。

ネットワーク配信サービスですが、PCやiPhone/Androidといったスマートフォン、PlayStation3などのゲーム機でも聴くことができます。さらに嬉しいことに、スマートフォンでは事前にダウンロードしておくことで、飛行機の中など、ネットワーク接続できない環境でも聴くことができます。それ以外にWiFi環境以外でのパケット節約のために、外ではオフラインモードで使用するなんて事もできます。ただしオンラインでのHQモードはAAC 320kbpsですが、オフラインモードはHE-AAC 64kbpsという事で、静かな環境で聴くと明らかに音の豊かさがガックリ落ちちゃいますが、電車の中では全然オッケーでした。

その他、いくつか試しましたので、問題等含め報告を。

  • Mac+Chromeでは、曲の途中でスキップしてしまうことがある。何かの操作がトリガーかと思いましたが、特定の曲でいつも同じ箇所なので、データの問題だと思います。
  • iPhoneのアプリでは予期せぬスキップはありませんが、何かの操作のタイミングで、アプリ自体が落ちることがあります。
  • オフラインライブラリに登録できない曲がたまにあります。これも特定の曲です。
  • iPhone、MacともにUSBから出力し、PHA-2に入れることで、よりクリアな音で聴くことができます。AACとはいえ、320kbpsですから、普通に聴くぶんには十分な音質があります。
  • オフラインモードのHE-AAC 64kbpsは静かな環境では中音域が衰え、キンキンした音になりますので、外出専用です。自宅ではWiFiでストリーミング再生するに限ります
  • iPhoneとカーナビをBluetooth接続すると、ちゃんとカーナビから音がなります。自動車で移動するくらいですと、LTE/3Gともに音が途切れることはなかったです。ただし320kbpsなので、パケットはバカスカ使用します。
  • とにかく聞きたい曲を探すのが大変。アーティスト名や曲名で検索できますが、そもそもどのアーティストが入っているのかわからないので、検索して一曲も出てこない時のガッカリ感といったら。ジャンルからたどっていけるようなリンクがあると嬉しいです。
とまぁ、何となく文句ばっかり書いているような感じですが()、実は沢山の曲を定額で聞くことが出来る、それもオンデマンドでということは大変素晴らしい。これ音楽が好き、特に洋楽が好きだったら、間違いのないサービスですね。

インバル+ベルリン交響楽団

昨日(3/5)ですが、アトリオン音楽ホールでエリアフ・インバル指揮、ベルリン交響楽団の演奏会を聴きに行って来ました。演奏曲目はメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲(ホ短調)とマーラー交響曲第9番(ニ長調)の二曲です。すばらしい演奏で、大満足のコンサートでした。

まずメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲ですが、ソリストが当初予定されていた川久保 賜紀さんが病気のため、木嶋 真優さんに変更となりました。私自身、昨日の演奏会ではマーラーが本命だったので、この変更自体は特に気になりませんでしたが、お客さんの中には残念だった人も多いかと思います。木嶋さんは1986年生まれということですから、若干19歳です。この若さで、ベルリン交響楽団のようなすばらしいオーケストラをバックに協奏曲を奏でるというのは、すばらしいことです。ちょっとGoogleで検索をしてみると、すでに輝かしい活動実績があるようです。

さて演奏のほうですが、インバル氏がタクトを振り、最初の音が出た瞬間、ぞくっとしましたね。すばらしいサウンドで、この瞬間に「あ~今日は来て良かった」と思いました。とにかくオーケストラのサウンドと、その流れる音楽がすばらしいです。とにかく協奏曲と言えども、オーケストラ主体で聞きほれました。ただこのホールは響くだけで音響は良くないので、これが良いホールだったらもっと凄いんだろうとも思います。おかしかったのは、1stホルンが吹いた直後に壁の方を見て、2ndホルンと何かを話している姿を何回か目撃したことです。わたしもこのホールでは何回か吹いたことがありますので、その気持ち、よくわかります。

ヴァイオリンのソロのは、指もよく回るのですが、オーケストラに比べると奨励賞てとこです。まだまだ若いかなぁというか、音や音楽に深みが足りません。まぁオーラが足りないとでも言いますか、今後に期待です。もっともピンチヒッターということで、その分は差し引いて考えなくてはいけませんね。調べてみると2/20にもメンデルスゾーンの協奏曲を演奏しているというものの、ベルリン交響楽団とはいきなりの合わせでしょうから、それを考えると凄いことです。

すばらしいメンデルスゾーンの後は、いよいよマーラーです。アトリオンの狭いホールによくも詰め込みましたという感じでオーケストラが乗っています。とにかくオーケストラのサウンドが良いので、マーラーの色彩感がしっかりと出ています。もちろん個人技に関しても不満は無く、ただただすばらしいの一言です。チケット代の一万円(嫁さんの分も合わせて二万円)は惜しく無かったです。一楽章の最後での管楽器の絡み、三楽章の終わり方、そして消えていくような終楽章...いやぁ本当に良かったです。

それはそれとして、本番ならではのトラブルをいくつか。

  • シンバルを鳴らした後に上に持ち上げたところ、パイプオルガンに衝突。以降、シンバル奏者の動きが小さくなりました。
  • 三楽章、終楽章とホルン、トランペットに疲れが見え始め、ppのハイトーンでミスが何回か。私自身、体力が無いほうですが、これだけの奏者でも疲れるんだなぁと、妙なところで感心しました。
  • 終楽章の最後でヴァイオリンのハーモニックスで何回か変な音が聞こえました。やっぱり難しいのね。
  • やっぱり木管楽器がベルアップをしています。マーラーではお約束なのでしょうか?
  • インバル氏が楽章間で水を飲んでいました。最初から置いてあったので、いつものことなのでしょう。

自分がオーケストラで吹いていて、こういうのもなんですが、オケってこういうもんなんだなと、改めて思いました。